芸術とはなんぞや

Posted on 2017年2月7日 Under Blog

こんにちは。かとうともみです。定期的にライブを重ねながら、セカンドアルバムリリースに向けて始動し始めました。

ライブは大なり小なりあれど、どれも一期一会、大切な発言の場、お客様との出会いの場であると思います。
音楽を通して出会い、わけあってそれっきり会えない方からもそこから親しくなる方からも、私は平等に大切な一瞬、大切なヒトコマをいただいているわけです。貴重な時間をありがたく、頂戴させていただいている。

昔、私はその場でリアルタイムにお客様に満足、もっと言葉を変えればウケることを期待し、またそのように段取りしていました。今思うと、背負込みすぎ、もしくは思い上がりだったと思います。ファーストアルバムは若干守りに入ったアルバムであったようにも思います。

思うに、リンゴの本当に欲しい人はリンゴを押し売りされなくても、リンゴに媚びられなくてもリンゴを買うのだと思います。いろいろ考えていくうちに一周巡って、ステージに立つ以上、周りを勘定に入れ過ぎないで独自のパフォーマンスをすることが大切であり、オリジナリティ溢れる演奏の鍵となるのでは思いました。

ある人には独善的に、ある人にはかったるく、ある人には不快に思われる。
ある人は熱狂し、ある人は同調し、ある人は涙を流す。
芸術とはそういうものなのだと私は思いますし、それで然りと思います。

ただ私は一瞥されるのは悲しいなと思ったりもします。
演奏に対して印象が薄く、なんの評価もいただいけない。
これはできるだけ私が避けたいパターンです。
とは言っても現実的にはむつかしいですが、むつかしいからと言ってあきらめるつもりは毛頭ありません。

世界には沢山の、沢山の人がいて、「ピアニストかとうともみ」という私がここに存在することを知らない人が圧倒的に多いけれど、何かの拍子に見ていただけるのなら、時間をくださるのなら、こんな変なやつ、ちょっと壊れたやつがおるもんだなあと言っていただけたら最高の褒め言葉です。

真っ暗闇を笑われても怪我しても悪く思われても突き進む。
そうすると理解者がぽつりぽつりと現れ始めた、今まさに私はこの段階なのです。
厳しくもやさしき理解者に囲まれて、私は闘うのみです。

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